共同体ブラザーズのイベント「これからの住まいと共同体」に登壇しました
先月3/10に、greenz.jpコミュニティエディターの植原正太郎さんと自由大学キュレーターの佐藤大智さんによるユニット「共同体ブラザーズ」のイベントにゲストとしてお呼ばれしてきました。
詳しいレポート記事はこちら!
(共同体ブラザーズのFBページには動画アーカイブもあるっぽいよ!)
「これからの住まいと共同体」というテーマに沿って、自分はまちにわ ひばりが丘のこれまでをお話しました。
としま会議の時もそうだったのですが、張り付きの常駐業務をやっている中でアウトプットの機会をいただくと、頭の中が整理され、今の現状と理想とのギャップを再確認できて、良い棚卸しの時間になっています。
クリエイターが来ればいい、起業家が来ればいい、ということではなく、完全なる住宅地の中で分譲マンション、戸建て住宅を買う層に対して訴求できるポイントがどこらへんか、見定めないと
— コウメイ (@koumei_hiro) 2017年3月10日
会員になって、コミュニティに入りこんで(つくって)、参加しないとメリットは実感できない、というのは運営側の都合な気がしていて、もっと肌で感じるような空気感というか、「明らかに普通の住宅じゃない」と最初に思わせることは結構大事なのかも。
— コウメイ (@koumei_hiro) 2017年3月10日
というわけで、2017年はまちにわ師やマンション理事、自治会の方々、ひいては住民の人たちが自分たちで語れるコミュニティの話を作り上げられるように、お手伝いに励む所存です
— コウメイ (@koumei_hiro) 2017年3月10日
ひばりが丘での取り組みは、エリアマネジメントでいうといわゆるCID(Community Improvement District=住宅地コミュニティ活性のための準政府組織)に近い部類に当たるのかもしれませんが、経済性、主体性の部分でもっとできることがあると思っています。
今年は幅広い視点でのインプットと、精査されたアウトプットを伸ばしていく一年になりそうです。
としま会議 vol.21に登壇しました
“大学時代・心理学を専攻していた田中さんが選んだのは、研究者としてでなく、実践者として現場に身を置く道。東日本大震災の後、陸前高田に入り活動したこともきっかけとなって、人と人がつながる仕組みをつくるという今の仕事に力を注いでいます。 フリーランスのコミュニティデザイナーとして、いつも大切にしているのは、“人の未来に寄り添う”というスタンス。としま会議[vol.21]ではコミュニティデザイナーの田中宏明さんに、日々の取り組みや、仕事に対する想いについてお話しいただきます。”
素敵〜!!笑
ということで、今の仕事に行き着くまでの経歴や、お題「“人の未来に寄り添う”とは」というちょっぴり難しいテーマについて、振り返り、考えを巡らせる時間となりました。
30人くらいの前でお話したのはとても久しぶりだったので緊張しましたが、棚卸しのいい機会をいただけてとても感謝しています。
どうもありがとうございました!
今年よく聴いた邦楽まとめ2016
ありがちですが、今年よく聴いた曲を紅白見ながら備忘録としてまとめてみました。書きなぐってみたらすっごく長くなったので、年始の暇な時間で覗いてみてください。 (本当はアイドルも入れたかったのですが、あまりにも多かったので別にします。笑)
never young beach
ポストはっぴいえんどはきっとこの人たち。
「ほぼ小松菜奈PV」のこの曲でバズったものの、元々この曲が収録されてるアルバム自体がすごく良い。CINRAのインタビューで語ってるように、身辺・心情の変化もありつつ、日本語フォークのカッコよさがさらに滲み出てきた気がします。
『明るい未来』が好きです。(こっちもkanocoさんがかわいい)
Yogee New Waves
去年『CLIMAX NIGHT』を聴いて衝撃を受けてから、今年前半にかけてしばらく聴いてた覚えがあります。ユーミンやサニーデイ・サービスから影響を受けた、シティポップの王道のような落ち着きと心地よさ。
個人的にはボーカルの角舘さんが曽我部恵一さんとセッションしたバージョンも好き。
LUCKY TAPES
前作アルバム『The SHOW』がすごく良かったんだけど、2nd『Cigarette & Alcohol』も相変わらず聴きます。ファンクっぽさというか、ブラスが好きなので。 線が細い感じだったのが、だんだん厚みのあるメロウな雰囲気になった気がします。
なんか、海さんの唇がセクシーだよな・・・笑
フレンズ
すごくかわいい歌詞で聴いてると、いきなりくまだまさし似のひろせひろせさんが出てきて、すごくハマりました。笑 BassはThe telephonesの長島さん。
Voおかもとえみさんの透明感も好きで、メンバーそれぞれフレンズ以外の活動があったりする(した)のが、今後引き出しが増えそうで楽しみです。
そして、ここまで紹介したほとんどの人たちが90年〜92年生まれの自分と同世代の人たち。なんだか嬉しいなあ・・・
SHE IS SUMMER
去年ハマったふぇのたすが、残念ながらパーカッションの澤さんが亡くなられたのに伴い解散。Vo MICOさんのソロプロジェクト『SHI IS SUMMER』が動き出しました。この曲は同じくふぇのたすメンバーだった山本奨さんも作詞担当。
ちなみに、タワレコ&ビレヴァン限定のEPは高橋海さん(LUCKY TAPES)、角舘健悟さん(Yogee New Waves)も参加してます。
DYGL, Ykiki Beat
おそらく並列にするのはあんまり良くないんだけど、Ykikiのメンバーが3人いればほぼ同じじゃないか?笑
DYGLのほうがイギリス・ガレージっぽい感じが強い。Arctic Monkeysみたいな。
相変わらず夏になると『Forever』聴いてしまうんですけど。笑 無骨なYkikiも好きです。
The fin.
去年の終わりからすごく好きになったグループ。シンセポップも好きです。去年のりんご音楽祭にも出てたらしくて羨ましい・・・
オシャレすぎるビジュアルが逆になんか面白くて笑ってしまうんだけど、洗練されるってこういうことなのかと思いつつ、でも24歳とかなんだよな・・・ どうでもいいけど、Voの着てるロングジャケットすごい好き。
D.A.N.
こんな人たちがまだ22歳なのか・・・と震えたD.A.N. 多くのミュージシャンや関係者が気になる存在になっていきました。
ベースが気持ちよくて、メロウに踊れる。
本当に同年代とか、その下くらいの世代が真摯にGood Music突き詰めてますよね。
Suchmos
もうかなり市民権が得られつつあるSuchmos。Jamiroquaiが好きなので一瞬でハマりました。今年一番聴いてたんじゃないかな・・・
個人的にはルーツとか、地元とか、ストリート性とか、仲間とか。そういうマイルドヤンキー的要素を10000倍くらい磨き上げたような、自分たちの文脈を大事にしているところに好感が持てます。
このドライブインシアターの記事からもわかるように、これからも「かっこいい男」のアイコンとして頑張ってほしいです。
I Don't Like Mondays.
Suchmosが無骨なかっこよさなら、この人たちはキザな男のセクシーさを突き抜けた感じ。でもどこか3枚目な雰囲気も漂うのがいい。「突き抜けた結果面白い」タイプ。
入り口はこちらでした。
夜の本気ダンス
よくわからないバンド名から、突き抜けるような疾走感のある四つ打ち。埋もれてほしくないなーと思います。よく動けるシャープな岡村靖幸。
色気と持ち前のグルーブが、ほかの若手バンドとは違いを生んでいるんじゃないかな。
BOMI
アジカンゴッチさんのツイートで知ったBOMIさんの新曲。映像もすごい好きです。
格好良いなぁ。 via BOMI「A_B」MV https://t.co/gIyUdrfwsJ
— Gotch (@gotch_akg) 2016年12月9日
短期間にめっっちゃ聴いてます。
Little Glee Monster
昔からリトグリを知っている人にとっては、ポップ路線に走ることはもしかしたら嬉しいことではないかもしれないけど、彼女たちが観客をノセることを目的としているなら、間違いではないと信じてます。 『私らしく生きてみたい』MV監督は小布施町出身だと最近知った関和亮さん。
tofubeats
最近好きなアルバムを聞いた とくに 話す相手はいない
珍しく空虚な世界観のtofuさんだけど、ストイックな音楽人の一面を見られているようで、懐に飛び込めた気がしていいのです。
宇多田ヒカル
待望の8年半ぶりのアルバム『Fantôme』 今年一番の話題作で、その待ち望んでいた時間をぶっ飛ばすがごとく、新たな『宇多田ヒカルを更新してくれました。
長年宇多田ヒカルを見てきた宇野さんのこの本を読むと、椎名林檎とコラボする意味などが見えて来る気がして美味しく味わえます。
鎮座DOPENESS
某フリースタイルBATTLE番組が大流行し、最近では「フリースタイルハラスメント」のようにどんどんと仕掛けてくる人が多いらしくて恐怖を感じます。
あとはやたらと韻を踏むことだけに全注力を捧げてウザ絡みしてくる人も怖い。
そんなやつには鎮座さんの自由でDOPEなフローをカマしてやりたいですね。温泉行きたい。
チプルソとのコラボのSTUDIO韻シストの回は、これを超えるコンビは来ないんじゃないかっていうくらいの神回。
BOOM BOOM SATELLITES
2016年10月9日。脳腫瘍の為この世を去った、BOOM BOOM SATELLITESのボーカル・ギター川島道行さん。大好きだったBBSが今後見られないなんて本当に胸が張り裂けそうでしたが、中野さんの優しい言葉一つひとつに救われた気がします。
最後の曲『LAY YOUR HANDS ON ME』は眩しい光が溢れるような、背中すっと押してくれるような世界観。川嶋さんの娘さんも出演しています。
生命の偉大を感じる一枚。
音楽に関してはCINRAをよく読んで、特にBBSのこの記事はすごく感動したのを覚えています。矢島さんいいよなあ・・・
まとめ
四つ打ち全盛からの新たな流れに沿って、かなりシティ・ポップに偏った選曲になりましたが、本当に同世代くらいのかっこいいグループが出てきていい年だったなーと思います。
悲しいニュースもあった一年でしたが、来年も素敵なアーティストに出会えるといいな! 2017年も大好きを増やしていける一年にしたいと思います。では!
ソトコト1月号にてインタビュー記事が掲載されました
http://www.sotokoto.net/jp/latest/?ym=201701
以前からお世話になっているNPO法人green birdの横尾さんにインタビューしていただいた記事が、今発売されているソトコト1月号にて掲載されています。今の仕事に行き着いた簡単な経緯から、ひばりが丘で取り組んでいる仕事についてまとめてもらいました。
『リレーでつなぐまちのプロデューサーズ』というインタビュー記事のシリーズなのですが、「プロデューサーというより、仕事的にはADやカメアシに近いのでは・・・」と、少しの不安を抱えながらインタビューに答えました。ただ、やっていることへの思いには不安はありません。
趣旨は本文をご覧いただければと思いますが、一つ言えることは、ぼくは決して表舞台に立つ人間ではなく、そして、間違いなく地域の主役は住民のみなさんであることです。 演者はみなさん。ぼくは裏方です。
そんなぼくの思いはともかく、自分の複雑な仕事について公に出す珍しい機会ですので、ぜひ手にとって見ていただけると嬉しいです。
嬉しいんですが、変なところでへそ曲がりなので「具体的にはどんな仕事なの?」と聞かれたら、
「むしろどんな仕事だと思う?」 「あなたは、どんな仕事だったら嬉しい?」 「というかおれ何歳に見える?」
と調子にのって、どんどん面倒くさい男になっていく気がします。 なので、自分からはっきり喋りだすタイミングをお待ちください。
年明けは機会に恵まれ、そんな謎の仕事について何度かお話します。
勝手にミステリアスにするなと関係各所には言われそうですが、どうぞよろしくお願いします。
さよなら惑星、さよならシェアハウス
ついついたくさん買ってしまったお米は、なかなか減らないもんです。
3月末。
豊島区の西側に位置する南長崎のシェアハウス「惑星ストレームホルン」が解散しました。住人が入れ替わり立ち替わり変わる中で、ぼくは解散前最後の住人の1人になっていました。
シェアハウスの歴史は、元同居人である小川光一くんのブログにある通り2012年から始まります。こう見ると歴代の住人が映画カメラマン、音楽家、旅人など、いわゆる普通に企業に勤めるサラリーマンが本当に少ないのに驚きますが、よく言われる「住まいがライフスタイルを体現する」といういい例かもしれないですね。
最後に住んだのは5人。
全員で顔を合わせたのは年に数回程度。全員仕事時間がバラバラで帰宅時間もほとんど合わないために、ひょんなタイミングで全員が集まってしまったら、ほぼ強制的にみんなで飲みに行くことがお決まりでした。だいたいほかの人が夕飯を食べ終わった時に限って誘いがやってきたものでした。
お世辞にもおしゃれなシェアハウスライフではありませんでしたが、家族みたいな暖かさと、いつまでも学生であるかのような青臭さと、それぞれの目標に向き合う純粋さにあふれた、最高の家。
そして、最高のメンバーだったと思います。
* そもそも自分がこの家に来たのは2014年の年末。4月に大学を休学し、大阪で半年間インターン生活をした後に、東京に戻ってきてからのことでした。
当時は都内のアポ現場に取手のアパートから通っていて、たまたま光一くんと連絡をとっていたら、現場とシェアハウスが徒歩10分ほどの近さという事実がわかり、そこからとんとん拍子に入居が決まりました。
茨城の大学を出てから、ふらふらと飛び回りさまよっていた自分が、大宇宙TOKYOで最初に着陸したのがここ、「惑星ストレームホルン」でした。
何日もロケで家に帰ってこなかったり、仕事を辞めた途端に放浪し始めて旅先でお金を稼いだり、毎日日本全国で防災の重要性を訴えたり、自分らしい生き方をひたすら考えたり。そこには、およそ一般的な社会人とは異なった様々な働き方をしている生き物が、まっすぐに生きていました。
そんな星で生活していたら、普通の大学生だった自分は「新卒フリーランス」という、ちょっぴり珍しい生き物に進化していました。きっと知らず知らずのうちに、いろんな影響を住人から受けていたんだと思います。
この一年での本質的なパワーアップは自分でも確認できていないですが、もうすぐ何か芽生えるかなーと思いつつ、せっせと働く毎日です。
** シェアハウスが解散して3週間。 今振り返ると、惑星ストレームホルンは、ぼくにとってただの住居ではなく、自分らしい生き方を考えられた場所でした。
そして、プライベートは一人でいるのが好きだったぼくが、「だれでも集まることのできる、暖かい場所でまた暮らしたい」と思えるようになったことが、1年ちょっとの共同生活で一番の宝物です。
いつか、美味しい串焼きを出すいつもの居酒屋に集まって、みんなで近況報告しあう日が来るのが楽しみです。
最後に
◯元同居人、小川光一の著書『あの街に桜が咲けば』の電子書籍版がリリースされました!熊本が大変な状況のこんな時ですが、大切な誰かを守れるようになるために。 Amazon kindle( http://goo.gl/2JKtq5 ) 楽天 kobo( http://goo.gl/ziuQZB ) 紀伊國屋書店 kinoppy( http://ow.ly/10vqpy )
◯同じく元同居人、網倉彩人が兄弟で取り組んでいるプロジェクトが、クラウドファンディング挑戦中!(現在残り7日で達成率95%!) 「アフリカのマリ共和国で綺麗な水の出る井戸を作りたい!」 https://readyfor.jp/projects/africa_clear_water_project
ひばりが丘団地エリアに「ひばりテラス118」がオープンしました
2015年から本格スタートし、ひばりが丘再生事業区域のエリアマネジメントをおこなっている「一般社団法人まちにわ ひばりが丘」。私も今年度から事務局スタッフとして常駐、参画しています。その活動拠点となるエリアマネジメントセンター「ひばりテラス118」をオープンし、11月14、15日でオープニングイベントを開催いたしました。
まちにわ ひばりが丘とは
「まちにわ ひばりが丘」は、ひばりが丘団地地域のエリアマネジメントに取り組むため、大手デベロッパー4社(大和ハウス工業株式会社、住友不動産株式会社、株式会社コスモスイニシア、オリックス不動産株式会社)と独立行政法人都市再生機構(以下、UR都市機構)が連携のもと設立した一般社団法人です。 ひばりが丘の団地再生は、大手デベロッパー4社とUR都市機構が共同で地域のまちづくりからエリアマネジメントまで取り組む「事業パートナー方式によるPPP(パブリック・プライベート・パートナーシップ)手法」を取り入れた日本初の試みです。 地域住民のコミュニティ拠点となる「ひばりテラス118」の稼働により、子どもからご年配の方まで多世代が安心して生き生きと住み続けられる街を目指す、エリアマネジメントの取り組みがいよいよ本格スタートします。 現地には事務局が常駐し、「ひばりテラス118」の施設運営やコミュニティメディア「AERU」の発行、コミュニティ醸成のためのさまざまなイベントを住民とともに行っていきます。 (まちにわ ひばりが丘HPより) プレスリリースはこちらからご覧いただけます。
ひばりテラス118は、ひばりが丘団地にあったテラスハウスという形式の住居をリノベーション。サークル活動やカルチャー講座、地域の集まりで使えるコミュニティスペースと、個人で作業などができるパーソナルスペース、そしてカフェや共同菜園、カーシェアなどの機能を備えています。
自然豊かで歴史が感じられるひばりが丘の地で、住民のみなさんがいきいきと暮らせるようなお手伝いをさせていだきます。ぜひ一度お越しください。
Neighbors Next U26 Projectがgreenz.jpに掲載されました
9月6日の前期プレゼンテーションに向けて動いているNeighbors Next U26 Project。現在は各課ごとにアイデアを出し合い、よりいいアイデアになるようにブラッシュアップを繰り返しています。
6月末におこなわれたアイディアソンについて、greenz.jpでも記事にしていただきました。 記事はこちらからご覧いただけます。
私も事務局スタッフとして参加しており、少しだけコメントも載っています。 そして、そう。 お分かりの通り、春の記事の時からちょっとだけ痩せました。