いなたいショーケース

反射的に投げ込んでいく実験です

2013年の振り返り/2014年は軽々しく「自己成長」を求めない

あけましておめでとうございます。 年は明けてしまいましたが、勝負の年であった2013年の総括と、今年の目標を。

災害を見つめ続けた卒業研究

卒業研究については2012年の春からずっと、約2年間考え続けたので、今回ではあまり触れません。もう少しまとめてから書き残したいなと思います。ただ一つ言うとしたら、自分の卒論の出来どうこうではなく、震災発生当時から抱いていた思いを形にできたことは本当にありがたいことですし、貴重な体験ができたなと思っています。そういう点では、自分の卒業論文には満足しています。

また、報告できていませんでしたが、論文も無事に提出できました。お世話になった方々にはとても感謝しています。1月末の卒論発表会後にフィードバックをさせていただきたいと思っていますので、今しばらくお待ちください。

思えば安田菜津紀さんや佐藤慧さんの写真展や、道のカフェプロジェクトのボランティア、桜ライン311の報告会植樹の手伝いといった感じで、一年間で最も時間をかけたのが災害関連でした。

 

 

挫折を経験した院試

時間軸には逆行しますが、8月には大学院入試がありました。 久しぶりに会う人によく聞かれるのでFacebookにでも簡単に報告すればよかったなと思ったのですが、実は残念ながら夏の募集では志望校に合格することができませんでした。

それも、惨敗。笑

幸いにも、志望校には冬の募集枠があるので、現在はそれに向けて勉強しています。 受かったらまた報告します。

受からなくても、やっぱり報告します。

 

  

関わり方を悩んだWorldFut

去年のWorldFut TSUKUBAでは代が一つ下の後輩に移り、自分は積極的な参加をしませんでした。周りにはその理由を、今までにあまりにも関わり過ぎたために団体に自分の色が残りすぎるのを良くないと考えたから、なんて答えていましたが実際のところはなんとも言えません。

もしかしたら、団体のために自分が費やした時間を考えた時に、報われない自分が嫌で、自分の考え=団体の総意だと勘違いしてしまうことを恐れていたのかもしれません。そういう意味では、今年は個人的にはまあまあな関わり方ができたのかもしれません。

あとは自分のカッコいい活動の終え方ばかり考えるのではなく、後輩たちに何が残せるのかを少し考えながら団体を離れていこうかなと思っています。

 

 

12/28に行われた総会「WorldFut Family Day」にて。 


成長を求め過ぎない

2013年を総括すると、「成長とは何か」を考えさせられた一年でした。 ぼくは昔から自己成長を良しと考える節があり、直面する多くのことに対して自身のレベルアップを求めすぎてしまうところがあります。そんなぼくは去年一年間に困難や挫折を体験する中で、認識にブレが生じ、いつの間にか成長を成果ではなく、目的として扱うようになっていました。

成長を結果に求めすぎることは、全ての挑戦の帰結点を「自己に起きた変化」という主観的な尺度に置いてしまうことになり、創出すべき価値や選択すべき行動における判断を鈍らせ、適切な評価ができなくなります。何と勝負しているのかわからなくなり、本当に大事なものを見失うことは人生にとってプラスにはなりません。

目的や達成基準に沿って目の前のことに全力で取り組み、得られた成果から次の行動を選ぶ流れの中で、どこかのフェイズに自分の変化がおまけで付いてくる、くらいの認識が、少なくとも自分には合っている気がしました。あくまで成長はより良いPDCAの副産物と認識し、目的はもっと別だということを肝に銘じたいと思います。

 

今年はとりあえず進路が決まり次第動き始める予定ですが、興味のある事柄に対して体系的に学んでいくことを目標にしたいと思います。

そして、卒論執筆中には卒論指導教員に日本語能力を疑われたので(どうやって入学したの?とか聞かれました、恥ずかしい)、このブログを練習の場としても活用していきたいと思います。 経験や思考や趣味(?)など少しでも多くの人と共有し、磨けたら、という思いで2014年も頑張りたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。  

 

2014年1月2日 帰省途中のSAより

 

初夢に出なかったので、実際に見た一富士。