いなたいショーケース

反射的に投げ込んでいく実験です

【〈ハタラク〉をデザインする】山崎亮さんと大南信也さんの対談で思ったこと

 

先週火曜日にコミュニティデザイナーの山崎亮さんによる対談イベントに行ってきました。 タイトルは「〈ハタラク〉をデザインする」というもので、毎回異なったゲストと一緒に新しい働き方を考えよう、というイベントです。

山崎亮 〈ハタラク〉をデザインする - Asahi Shimbun Digital[and]

過去の対談の記事もあります

 

 

ぼくが行ったのは第6回。ゲストはNPO法人グリーンバレーの理事長である大南信也さんでした。 大南さんは徳島県神山町で90年代初めから住民主導のまちづくりをされてきた方で、日本で早くから地方の活性化に努められていました。

これまでの5回はゲストの働き方に着目していたようなのですが、山崎さんも大南さんもまちづくりをお仕事とされていることもあり、今回の対談はより「地方でコミュニティにアプローチする」ということにフォーカスしたものとなったようです。

会は15分ほど大南さんがお仕事の内容を紹介された後、参加者で5〜6人のグループを作り、話し合って質問を出すという流れになりました。その中で感銘を受けた大南さんの言葉をメモします。

「やりたい人がやればいい」

「地元の方をどうやってまちづくりの活動に参加させればいいか」という趣旨の質問の答え。 振り切っているように思える言葉ですが、確かに全ての人に自分たちの活動を賛同してもらえるなんてのは現実的に難しい。どうしても地域自治体はお役所的に数字で結果を求めてしまうかもしれませんが、どれだけ参加人数が少なくても、その中で現れた成果の質を重視したいというのが大南さんの考えだそうです。

また、神山町で活動する他のNPO団体の連携についても、「それぞれやりやすいこと、やりたいことがあるのでそのままにしておく」とのこと。あまり活動の関連が強くない団体とのネットワークづくりを優先するのではなく、関わる必要が出てきたときに繋がればいい。

ネットワークづくりに奔走するとそれだけで疲れてしまうという意見には山崎さんも頷いていました。

 

マイナスからプラスの側面を見出す

大南さんの思考法で特徴的なのが「マイナスな結果をプラスに考える」という点。質問の回答でも「失敗を失敗と思わない」「うまくいかなかったことから何かを探す」という言葉をよく使われていました。

大南さんらが神山町アーティスト・イン・レジデンス※1の活動を始めた頃は、住民からは冷たい目で見られることもあったようです。参加人数もなかなか増えない現状があったようですが、しかしそこで逆に、「自分たちの活動を邪魔されることが少ない」というある意味ポジティブな面を捉えたことが現在の神山の活性化に繋がったのかもしれません。無我夢中で活動を続けた結果なのでしょう。

大南さんの活動が紹介される際には「創造的過疎」というキーワードが使われることがあるようですが、これは「人口が少ない」という社会的問題として挙げられるような面を「逆に考えれば、過疎は人と繋がりやすい状況なんだ」という発想に転換できる大南さんの思考法自体も表しているのでしょう。この思考法は、ある事象の中からプラスとマイナスを見出すというよりも、弱点を強みに変える、と言ったほうが感覚的に近いと思います。地方コミュニティの限られたリソースを最大限活かすには重要ですね。

 

無理をせず、長い目で、相手の考えを尊重しながら

トーク中には「頼まれてできることをやる」「相手(住民)の考えを尊重する」と一見すると受動的な姿勢を感じる言葉もチラホラ出ることがあったのですが、大南さんの活動で特徴的な点としてはもう一つ、「住民主導のまちづくり」ということが挙げられます。そこには長い目で、地域住民自らで動き出すことを待つ独自のスタンスが垣間見えます。

「住民の意思を尊重する」といえばとてもクリーンな印象で、コミュニティ・デザインの観点ではセオリーであり、理想的でしょう。しかし、周りを巻き込むために広報・PRに力を入れるよりも、いつ参加してもらえるかわからない住民の動向を待つ方がはるかに辛いのではないか…自分がその状況に立てば成果が簡単に出ない状況に苛立ってしまうのではないか、と思うのです。

腑に落ちないぼくは、山崎さんと大南さんのトーク終了後の懇親会で、大南さんに「何がまちづくりを長年続ける原動力になるのですか」という質問を投げかけました。すると、大南さんは笑顔でこんな言葉を口にしました。

「成果を求めるのではなく、『自分たちは良い活動をやっている』という意識を持つことで5年、10年と続けられる。そうすれば、だんだんと成果が出始めるから、それまでやり続けるんだよ」

目を輝かせながら仰られた(自分にはそう思えました笑)その言葉にハッとしてしまいました。

つまり、物事を長期的に見ながら住民の活動参加を「待つ」姿勢は自信や信念の現れ。住民との日頃からの交流や要望のリサーチ、そして頼まれたことをやり遂げるという小さな積み重ねが、今の大南さんの働き方に繋がっているんだなぁと思いました。


山崎さんも大南さんも初めてお会いしましたが、とてもエネルギッシュで素敵な方たちでした。 まちづくりをしていても、その土地の状況や活動スパンを考えるとなかなか大南さんのような境地に達することは難しいかもしれませんが、人との関わりにおいては、非常に面白いエッセンスの詰まった話だったように思います。

<ハタラク>をデザインすることについて、社会人になるまでもっと考えてみようと思います。  

※1各種の芸術制作を行う人物を一定期間ある土地に招聘し、その土地に滞在しながらの作品制作を行わせる事業(ex:イン神山)

2013年の振り返り/2014年は軽々しく「自己成長」を求めない

あけましておめでとうございます。 年は明けてしまいましたが、勝負の年であった2013年の総括と、今年の目標を。

災害を見つめ続けた卒業研究

卒業研究については2012年の春からずっと、約2年間考え続けたので、今回ではあまり触れません。もう少しまとめてから書き残したいなと思います。ただ一つ言うとしたら、自分の卒論の出来どうこうではなく、震災発生当時から抱いていた思いを形にできたことは本当にありがたいことですし、貴重な体験ができたなと思っています。そういう点では、自分の卒業論文には満足しています。

また、報告できていませんでしたが、論文も無事に提出できました。お世話になった方々にはとても感謝しています。1月末の卒論発表会後にフィードバックをさせていただきたいと思っていますので、今しばらくお待ちください。

思えば安田菜津紀さんや佐藤慧さんの写真展や、道のカフェプロジェクトのボランティア、桜ライン311の報告会植樹の手伝いといった感じで、一年間で最も時間をかけたのが災害関連でした。

 

 

挫折を経験した院試

時間軸には逆行しますが、8月には大学院入試がありました。 久しぶりに会う人によく聞かれるのでFacebookにでも簡単に報告すればよかったなと思ったのですが、実は残念ながら夏の募集では志望校に合格することができませんでした。

それも、惨敗。笑

幸いにも、志望校には冬の募集枠があるので、現在はそれに向けて勉強しています。 受かったらまた報告します。

受からなくても、やっぱり報告します。

 

  

関わり方を悩んだWorldFut

去年のWorldFut TSUKUBAでは代が一つ下の後輩に移り、自分は積極的な参加をしませんでした。周りにはその理由を、今までにあまりにも関わり過ぎたために団体に自分の色が残りすぎるのを良くないと考えたから、なんて答えていましたが実際のところはなんとも言えません。

もしかしたら、団体のために自分が費やした時間を考えた時に、報われない自分が嫌で、自分の考え=団体の総意だと勘違いしてしまうことを恐れていたのかもしれません。そういう意味では、今年は個人的にはまあまあな関わり方ができたのかもしれません。

あとは自分のカッコいい活動の終え方ばかり考えるのではなく、後輩たちに何が残せるのかを少し考えながら団体を離れていこうかなと思っています。

 

 

12/28に行われた総会「WorldFut Family Day」にて。 


成長を求め過ぎない

2013年を総括すると、「成長とは何か」を考えさせられた一年でした。 ぼくは昔から自己成長を良しと考える節があり、直面する多くのことに対して自身のレベルアップを求めすぎてしまうところがあります。そんなぼくは去年一年間に困難や挫折を体験する中で、認識にブレが生じ、いつの間にか成長を成果ではなく、目的として扱うようになっていました。

成長を結果に求めすぎることは、全ての挑戦の帰結点を「自己に起きた変化」という主観的な尺度に置いてしまうことになり、創出すべき価値や選択すべき行動における判断を鈍らせ、適切な評価ができなくなります。何と勝負しているのかわからなくなり、本当に大事なものを見失うことは人生にとってプラスにはなりません。

目的や達成基準に沿って目の前のことに全力で取り組み、得られた成果から次の行動を選ぶ流れの中で、どこかのフェイズに自分の変化がおまけで付いてくる、くらいの認識が、少なくとも自分には合っている気がしました。あくまで成長はより良いPDCAの副産物と認識し、目的はもっと別だということを肝に銘じたいと思います。

 

今年はとりあえず進路が決まり次第動き始める予定ですが、興味のある事柄に対して体系的に学んでいくことを目標にしたいと思います。

そして、卒論執筆中には卒論指導教員に日本語能力を疑われたので(どうやって入学したの?とか聞かれました、恥ずかしい)、このブログを練習の場としても活用していきたいと思います。 経験や思考や趣味(?)など少しでも多くの人と共有し、磨けたら、という思いで2014年も頑張りたいと思います。

どうぞよろしくお願いします。  

 

2014年1月2日 帰省途中のSAより

 

初夢に出なかったので、実際に見た一富士。

【冬の東北旅】植樹作業のお手伝いを通して考えたこと

前回の更新からだいぶ経ってしまいましたが、12月はじめに行った東北旅のことを少し書き残しておこうかなと思います。

前回の記事↓

【冬の東北旅】陸前高田のソウル&ファストフード!?「みつわ飯店」 | 食 | Tactics 24

そもそも今回の旅の目的は、友人である光一さんの引っ越し作業だったのですが、個人的には大学の卒業研究を災害ボランティアを対象にしたものだったので、桜ライン311の活動見学と、スタッフの方にお話をお聞きしたいと思っていました。

陸前高田に到着するとすぐに桜の植樹へ。 この日はNPOに寄贈された桜の苗木を理事が植えていく、2013年の冬場では最後の日。 理事の皆さんのレクチャーを受けながら、陸前高田市内を植樹して回りました。

 

  植える場所は様々。 津波の到達点上を辿ると、小高い山や、民家の隣の畑の中や、道路の脇にも。 こんなところまで波が来たのか、と改めて自然の脅威を思い知らされました。

実際にやってみると、傾斜のあるような場所ではうまく穴を掘れなかったり、途中で大きな岩を掘り当ててしまうと少し場所を移さなければならなくなったり。苗木を一本植えるだけでも一筋縄ではいかない作業でした。

これを繰り返すのはなかなか大変なものです。陸前高田市内の津波の到達ラインは約170kmにものぼるので、この上に10m間隔で桜を植えるということを考えると、その本数は17000本。植え終えるには長い年月を要するこの方法は、正直に言ってとても効率的なやり方とは思えません。ただぼくには「津波の教訓を伝承する」という活動の目的を考えると、人の手で丁寧に一本一本、その土地の人たちとの対話を繰り返しながら植えていくことにとても意義があると思っています。

 

話は変わりますが、植樹作業を通して個人的に得たことがありました。

それまで卒論で使う文献でしか得ることのできなかった震災の知識や経験談を、植樹の際にお会いした方とお話をしたり、今は更地になってしまった土地の背景に触れることで、バラバラだった知識を肉付けされた体系化した知識として得ることができました。そして、卒論執筆中はいつも本に書いてある文字からでしか震災当時の状況を想像することができず、「多くの人が亡くなった痛ましい災害」というような認識に陥りやすかったのですが、一筋縄ではいかない植樹作業をしながら住民の方とする対話の中で変化がありました。

 

多くの友人をなくした方。

仕事をなくした方。

家が流された方。

運良く逃げられた方。

 

そこには同じ災害を経験しても、おそらく誰一人として同じ経験をした方はいませんでした。そう思ったとき、ビートたけしさんによる震災後のこの発言をちょうど思い出しました。

今回の震災の死者は1万人、もしかしたら2万人を超えてしまうかもしれない。テレビや新聞でも、見出しになるのは死者と行方不明者の数ばっかりだ。だけど、この震災を「2万人が死んだ一つの事件」と考えると、被害者のことをまったく理解できないんだよ。 じゃあ、8万人以上が死んだ中国の四川大地震と比べたらマシだったのか、そんな風に数字でしか考えられなくなっちまう。それは死者への冒涜だよ。 人の命は、2万分の1でも8万分の1でもない。そうじゃなくて、そこには「1人が死んだ事件が2万件あった」ってことなんだよ。 ー週刊ポスト2011年4月1日号「21世紀毒談特別編」

 

こんな単純なことを忘れそうになっていたのが恥ずかしいですが、見失ってはいけないそのことを思い出せたことは、これから震災について学ぶにあたりとても意義のあることだったと思います。 今回の旅はバックグラウンドの感受性を高めることができた3日間でした。

 

お話をしてくれた、出会った人たちに本当に感謝しています。 ありがとうございました。 桜の美しい花が咲き誇る頃に、またこの地を訪れることができたら、と思います。

 

 

【冬の東北旅】陸前高田のソウル&ファストフード!?「みつわ飯店」

どうも!土曜、日曜、月曜と3日間、車で岩手県陸前高田市に行ってきました。 いつも何かとお世話になっている小川光一さん(@Koichi_Ogawa)が12月でNPO法人桜ライン311としての活動をしばらくお休みするということで、その前にと実際の活動を見せてもらいました。 今回から何個か続けて東北の旅の記録を書いておきたいと思います。

桜ライン311の報告会に参加した時の記事はこちら↓

【震災】桜ライン311の報告会に行ってきました |災害 | Tactics 24

実際に活動のお手伝いもしたんですが、それについては別の機会に。 とりあえず滞在中で食べたご当地グルメをご紹介!!

なんてったってね! それが重要だもんね!! (そんなことないよ)

今回は地元住民に愛され続けている中華料理屋さん「みつわ飯店」さん。

13時過ぎでも店内はほぼ満席。家族連れのお客さんが多かった印象でした。 中に入ると気の良さそうなおばちゃんが出迎えてくれます。

中華料理屋さんということですが、みつわ食堂は丼ものも裏メニューもたくさんある、定食屋さんのような感じ。作業後でお腹が空いていたので、ぼくはカツカレーの特盛(650円)を注文しました。

▼カツカレー特盛!

どん!! 実はこのお店はメニューのボリュームがウリ。通常の並盛りでもかなりの量がありますが、特盛となると大人の男性でも苦労するレベルです。つくばもメガ盛りメニューのお店は多いですが、名物メニューの量が突出してて、他のメニューは普通、というのがだいたいです。しかしみつわはスタンダードがメガ盛り。学生にはありがたいっす! (高田には学生はあんまりいないけど)

そしてそのメガ盛りな料理の提供スピードも早い。満席の店内にも関わらず、特盛がメニューが10分足らずでどんどん出てきます。あまりにも早かったので5人前の特盛カツカレーが揃い踏み!!

▼特盛レンジャー!!

皿を顔に近づけると大きさがわかりますね。 味の方は大味なのかと思いきや、マイルドでどこかコクを感じる優しいカレーです。 家庭的で、まさに「食堂の味」ど真ん中にも関わらず、全くスプーンが止まらない! 一気に完食してしまいました。 そのほかのメニューもとても美味しそうで、女性でもガッツリ食べていたように思います。 今度は「角煮ラーメン」が食べたいなア…

高田にお越しの際はぜひ立ち寄ってみては!

【今回のお店】 店名 『みつわ飯店』 住所 岩手県陸前高田市高田町字中和野25-1 時間 11時~19時LO 休日 不明

【土日開催】全国の島々が集まる島の祭典「アイランダー2013」で旅行気分!

今週末はイベント盛りだくさんなのですが、おすすめを。 すでに本日から開催しています、池袋サンシャインシティで年に1度開催される島の祭典「アイランダー2013」です!

全国の島々が集まる祭典アイランダー2013 今週末23日、24日開催!

 

 

今年の参加島は約200島!! 島の美しい自然や独自の歴史・文化に惹かれませんか。 島での漁業や農業に関心がありませんか。 今回のアイランダーでは、島の魅力を体験する情報や島での求人情報などを幅広くPRします。住宅、求人、留学、行政からの支援などについて行政職員、UIターン経験者などの島活相談員がブースで皆さんの来場をお待ちしてます!! アイランダーをきっかけにあなたも島へ出掛けてみませんか!  

今回ぼくは会場の様子を伝える「アイランダー放送部」のスタッフとして来ているんですが、お昼の時点でかなり人が集まっています。

そんな会場の様子を少し紹介。

 

今年も約70の島々のブースが出店しました。目移りしちゃいます。会場内は特産品のいい匂いがしてます。 五島うどん食べたい。

 

島のゆるキャラが集まりました。 こんなにいっぱいいるんだ…!

 

 

 

 

か、かわええ…

 

 

島振興で活躍するのは島プロレスのマスクマンたち。 それぞれの島の特産品がマスクのモチーフになっているそうです。ちょっと怖い。笑

 

 

休憩コーナーには島のグルメ食堂が出店。 ぼくが昔バイトしていた離島キッチンも出店してましたー!

トップページ of 離島キッチン 浅草EKIMISEにも店舗があります!

 

今年のアイランダーはワークショップがブース内に設置されているところが多く感じました。工夫が感じられますねー。 ツバキ油を使ったマッサージ体験とか、

 

佐渡ヶ島ブースでは金塊つかみ体験もできます! 重そう!笑

他にも美味しい島の名産品を買ったり、島焼酎を飲めたり、移住情報を聞いたり、工芸品を見たりいろんなことができます…… といってもブースは多すぎるので説明しきれない!!

興味をもった方は明日池袋サンシャインシティへGo!

 

☆会場の様子をキャッチするなら、アイランダー公式Twitter → @islander_shima

☆池袋まで行けない人のためのUstream中継はこちら!

 

 

◆関連ニュース

NEWSポストセブン|島暮らしの魅力を伝えるイベント「アイランダー2013」開催!

 

【Juice=Juice】最新曲『イジワルしないで 抱きしめてよ』センターはモー娘。メンバー!?

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11月15日にYouTubeで公開されたJuice=Juiceの新曲のMVが話題になっています。 なんと公式MVのセンターを、姉妹グループのメンバーが務めているのです!

そのメンバーとはモーニング娘。10期生の石田亜佑美さん。Juice=Juiceの宮本佳林さんが足の怪我で踊れず、その代役として抜擢されたのが彼女なのですが、それがなんと公式MVとして公開されるとは。

撮影の時、宮本かりんちゃんが足を骨折してしまっていて踊れなかったんですね。 そしたらつんく♂さん方の考えで、 助っ人をいれようってなったみたいで! ダンスシーンでは 私が代役として踊らせていただいています。 びっくりですよね…! でも私の方がびっくりしてますからね! (中略) 私もワクテカ Take a chanceのMV撮影の日に 足を捻挫してしまたことがあって…汗 撮影に影響だしちゃって、 ダンスもできなくなって、 すっごい悔しい思いをしたことがあります。 きっとかりんちゃんも嫌だったと思います。 そういう意味でも、 頑張らなきゃって思いました! Juice=Juice!石田亜佑美|モーニング娘。 天気組オフィシャルブログ Powered by Ameba

 

YouTubeのコメント欄には 「だーいし目立ちすぎ」 「センターの代役はメンバーがカバーすべき」 「楽曲は素晴らしいのに、、MVが、、」

という他グループメンバーをセンターにしたことに対する批判の声の一方、

「だーいしがかりんちゃんの代役ということは、目立たないように撮っては代役の意味がない」 「あゆみちゃんがかりんちゃんの分まで頑張ろうとしてる姿がダンスを見てても伝わってくる」 「絶対色々言われることわかってるのに代役という難しい立ち位置を引き受けたあゆみんに敬意を表したい」 などと石田さんを擁護、称賛する意見も多くありました。

 

これはすごい物議を醸しているんですけど、これはつんく♂Pの挑戦もあるのかな、って思います。他グループの曲をカバーして公開することはチーム岡井の「踊ってみた」シリーズがあるけど、公式MVで、それも代役をセンターに持ってくるという荒業が通ったということで、もしかしたら今後先行公開で他グループメンによるデモ動画Up、みたいなことができたら面白いですよね。めちゃ忙しいけど。笑

ともかく、いろんな色を持つハロのメンバーをグループの垣根を超えてクロスさせることで、本来のグループの形とは一味違うスタイルを見せるという、アイドルの「もしも…」のストーリーを具現化したことは評価されるべきかなと思います。だって夢があるじゃないですか! これによってハロの潜在性のアピールにもなっているのではないかと。重々承知かな。

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       真ん中が石田さん

それと、この試みは石田さんにもJ=J側にもいい経験になるといいな… やっぱりMVを見ると「だーいしセンターのだーいし曲」っていう感じがするんだけど、それだけ魅力的なダンスや表情があるからこその印象だし、3分11秒くらいの笑顔はスタジオの暗さも相まってかなりセクシー纏ってるんだけど、まだこの子16歳。驚愕。

やっぱりJ=Jと比べると一つひとつのダンスのポジションがさらに綺麗に止まっている感じがするし、娘。でも見せるキレとシャープさが楽曲とマッチしています。 十分、J=Jもうまいんだけど。これはこれで残しておいてほしいから、運営さん頼むよ。

 

他のメンバーで言うと「かなとも」こと金澤朋子さんの声質がすごくよい(上の写真の一番右の子)。 Bメロあたりのソロパートは大人っぽさがかなり出ているので注目。ちなみに金澤さんは握手対応も良いらしい。最強か。

まさか北海道ではしごできるほどのイベントが開催され、 メンバーに「昨日ぶり!」なんて声かけられる日がやってこようとは (ちなみにJuice=Juiceの金澤朋子さんです。29歳にして壮大に転がされた!) 「一人で行ったナルチカ2013秋 Berryz工房×Juice=Juice @小樽」 - 小娘のつれづれ

ただ歌割が宮本さん、高木さんを含めた3人でほぼ構成されているので植村推し、宮崎推しの人にはちょっと物足りないかも。まあ『初めてを経験中』ではしっかり2人のパートもあるし、いい感じなので気を落とさない。

 

そしてもう一つ、この楽曲自体もかなり推せる。 というかかなり好きだし、なんならJ=Jの曲の中で一番好きかもしれないんだけど。 個人的には80年代くらいのジャズ・ファンク、ソウル・ファンク起源のダンスシーンを表すような感じがたまらなくて、イントロだけでかなり気持ちよくなれる。何て言うんだろうこれ、アシッド・ジャズ? 火曜21時スタートのドラマあたりで主題歌にしてくれないかな…男女何人かで住むテラスハウス的なところを舞台にした感じの。

 

というわけでJuice=Juice両A面2ndシングル『イジワルしないで 抱きしめてよ/初めてを経験中』は2013年12月4日発売。注目。

 

 

秋の行楽に筑波山!夜はもみじのライトアップが見られるぞ!!

 

先週水曜日11月13日は茨城県民の日だということで、茨城が誇る名山「筑波山」に登ってきました!今回は比較的短い「おたつ石コース」を通って登ります。

 

スタートは「つつじヶ丘駐車場」!この日は天気にも恵まれて絶好の登山日和でした。 このごちゃごちゃした写真の奥にあるのがつくばが誇るB級スポット「ガマランド」と「ガマ洞窟」です。 ホントはここのスポットだけでも記事を書きたいんですけど、今回は登山に専念。 ぱっと見て、その漂う胡散臭さに入るのをためらってしまうこと必至です。

nifty:デイリーポータルZ:筑波山「ガマ洞窟」レポート

 

 

登山道を進むと休憩所に紅葉が見られました。 陽の光が当たってなんとも綺麗。筑波山は針葉樹が多いイメージでしたが、登っていく途中に何カ所か紅葉スポットがありました(頂上付近はぼくが行った11/13には枯れ始めていましたが…)。

 

そして、1時間ほど歩いて女体山の山頂に到着。山頂の神社付近にある岩場からの景色はこんな感じ!岩場のギリギリまで行こうと思ったのですが、ちょっと怖い。これが限界。

実はこの写真の右側あたりに富士山があるのですが、昼にかけて雲が多くなってしまって見えなくなってしまいました。運が良ければ絶好の撮影スポットかも? 朝はバスから見えていたのに…

 

女体山山頂からさらに20分ほど歩いて男体山と女体山の間にある「御幸ヶ原」に到着。 ここは山頂と筑波山神社のある山麓を結ぶケーブルカーの駅があります。

この日は県民の日ということで、休日のおでかけに大勢の方が来られていました。

 

お腹がすいたので、いくつか並んでいるお食事処で「もつ煮込み(500円)」を。 これが寒い中歩いて冷えた体には染みこむウマさ!ビールが飲みたくなること請け合いなので、飲みたい人は帰りはケーブルカーで降りるのがおすすめかもね。

また、ぼくは食べなかったのですが、並びのお店のメニューで気になるものも発見。 名前は「つくばうどん」

何なのかと思ったら、どうやらけんちんうどんを茨城県のもので作ったうどんらしい。たぶん。

つくばうどんとは: つくばの「つ=つくね」 つくばの「く=黒野菜(ごぼう等) つくばの「ば=バラ肉(茨城が生んだ銘柄豚肉ローズポークを使用)」 が入ったうどんなのである。 筑波山をなめんなよ! | A Life of Idleness

温まりそう!

 

そして帰りはケーブルカー。 ゆっくりと紅葉を眺めながら、麓にある宮脇駅まで向かいます。 このチケットの写真の通り、春に行っても綺麗そうですね。 ちょっとジブリっぽい。

 

 

もみじ号に揺られて10分弱で宮脇駅へ到着。 駅周辺や沿線には色づき始めた紅葉が見られます。のどかな風景です。

 

紅葉狩りもできて、とても有意義な休日を過ごせました。 インドア派のぼくですが、アウトドアもたまにはいいですよねー。

そしてなんと! 12月1日までの土日祝日の夜間には『もみじライトアップ×夜間運行』と題してイベントを開催しているようです。HPでは更新情報が出ていますが、来週23日、24日辺りで紅葉が見頃を迎えそう!行かなきゃ!!

 

ケーブルカー もみじライトアップ×夜間運行 開催 | 筑波山ケーブルカー&ロープウェイ 休日の夜のみの開催になるのでご注意を!

 

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         ※HPより

 

なにこれ幻想的!